R05B56令和5年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術検査・処置介助診察・検査・処置の基本

ジェットネブライザーを用いた吸入時の看護について、適切なのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、ジェットネブライザー吸入時の体位、呼吸方法、吸入後のケアが問われています。

ネブライザーは薬液を霧状にして気道へ届ける方法です。患者が楽に呼吸でき、薬液が気道に届きやすい姿勢と呼吸を整えます。

解説

ジェットネブライザーで吸入するときは、坐位またはファーラー位など、胸郭が広がりやすい姿勢にします。そのうえで、深くゆっくり呼吸するよう促すことが適切です。浅く速い呼吸では薬液が十分に気道へ届きにくくなります。

仰臥位では胸郭が広がりにくく、痰の喀出もしにくいことがあります。

ネブライザーで吸入した薬液は主に気道、気管支へ到達することを目的とします。肺胞に到達すると一律に説明するのは適切ではありません。

吸入薬の種類によっては、口腔内に薬剤が残ることで嗄声や口腔カンジダ症の原因になることがあります。吸入後は含嗽を行うよう説明することが多いです。

准看護師としての観察ポイント
吸入前後は、呼吸音、咳、痰の性状、SpO2、呼吸困難、動悸、気分不快を観察します。吸入中に苦しさや強い咳が出た場合は中止して報告します。

選択肢の確認

1.仰臥位で実施する。
誤り。
吸入は坐位やファーラー位など、呼吸しやすい姿勢で行います。仰臥位は適切ではありません。

2.深くゆっくり呼吸するよう促す。
適切である。
薬液が気道に届きやすいよう、深くゆっくり呼吸するよう促します。

3.薬液は肺胞に到達する。
誤り。
ネブライザー吸入は主に気道や気管支へ薬液を届ける目的で行います。肺胞に到達すると一律に説明するのは不適切です。

4.吸入後、含嗽をしないよう説明する。
誤り。
吸入後は口腔内に残った薬液を洗い流すため、含嗽を行うことが多いです。特に吸入ステロイド薬では重要です。

覚えるポイント

  • ネブライザー吸入は坐位やファーラー位で行う。
  • 深くゆっくり呼吸するよう促す。
  • 吸入後は含嗽を行うことが多い。
  • 呼吸音、痰、SpO2を観察する。
  • 吸入中の呼吸困難や動悸は報告する。

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