R05B57|令和5年度 准看護師試験 過去問
疾病の成り立ちと回復の促進病理・症候炎症・創傷治癒
創傷治癒過程で最初にみられるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、創傷治癒過程の順序が問われています。
創傷治癒は、止血期、炎症期、増殖期、成熟期の流れで進みます。
解説
創傷ができると、まず出血を止めるために血管収縮や血小板凝集、血液凝固が起こります。この最初の段階が止血期、血液凝固期です。
止血のあと、白血球などが集まり、細菌や壊死組織を処理する炎症期が続きます。次に、線維芽細胞や新生血管が増え、肉芽組織が形成される増殖期に進みます。最後に、コラーゲンが再構築され、創部の強度が増す成熟期へ移ります。
創傷管理のポイント
創傷では、発赤、腫脹、熱感、疼痛、浸出液、出血、悪臭、創部離開を観察します。感染が疑われる場合は速やかに報告します。
選択肢の確認
1.炎症期
誤り。
炎症期は止血後に続く段階です。創傷治癒過程で最初にみられるのは止血期です。
2.止血期(血液凝固期)
正しい。
創傷ができると、まず血管収縮、血小板凝集、血液凝固により止血が行われます。
3.増殖期
誤り。
増殖期は炎症期の後に起こり、肉芽組織形成や上皮化が進む段階です。
4.成熟期
誤り。
成熟期は創傷治癒の後半で、組織が再構築され創部の強度が増していく段階です。
覚えるポイント
- 創傷治癒は止血期から始まる。
- 次に炎症期、増殖期、成熟期へ進む。
- 止血期では血小板と凝固が重要である。
- 増殖期では肉芽形成が進む。
- 創部の感染徴候を観察する。