R05A45|令和5年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術活動・安楽・安全体位・移動・活動休息
過度の安静により起こるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、過度の安静による廃用症候群が問われています。
安静は必要な場合がありますが、長すぎる安静は心身機能の低下を招きます。
解説
過度の安静や長期臥床では、身体を使う機会が減り、廃用症候群が起こりやすくなります。
廃用症候群では、筋力低下、関節拘縮、心肺機能の低下、起立性低血圧、便秘、褥瘡、意欲低下などがみられます。
心肺機能が低下すると、少し動いただけで息切れや疲労が出やすくなります。離床やリハビリテーションは、医師や看護師、リハビリ職の指示・計画に従って安全に進めます。
関節可動域は拡大ではなく低下しやすくなります。筋肉は肥大ではなく萎縮しやすくなります。過度の安静では下痢よりも便秘が起こりやすくなります。
准看護師としての観察ポイント
安静中の患者では、呼吸状態、脈拍、血圧、筋力、関節の動き、皮膚状態、排便状況、意欲を観察します。離床時はめまい、ふらつき、息切れに注意します。
選択肢の確認
1.関節可動域の拡大
誤り。
過度の安静では関節を動かす機会が減り、関節可動域は低下しやすくなります。拘縮にも注意が必要です。
2.心肺機能の低下
正しい。
過度の安静では心肺機能が低下し、息切れや疲労、起立性低血圧などが起こりやすくなります。
3.筋肉の肥大
誤り。
過度の安静では筋肉を使わないため、筋力低下や筋萎縮が起こりやすくなります。筋肉が肥大するわけではありません。
4.下痢
誤り。
過度の安静では腸蠕動が低下し、下痢よりも便秘が起こりやすくなります。
覚えるポイント
- 過度の安静は廃用症候群を起こす。
- 廃用症候群では心肺機能低下、筋力低下、関節拘縮が起こりやすい。
- 長期臥床では褥瘡、便秘、起立性低血圧にも注意する。
- 離床は患者の状態を観察しながら安全に進める。
- リハビリ職や看護師と連携して活動量を調整する。