R05A44|令和5年度 准看護師試験 過去問
基礎看護技術活動・安楽・安全ボディメカニクス・移動介助
歩行介助について、適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、歩行介助における転倒予防が問われています。
歩行介助では、患者の安全、履物、立ち位置、補助具、環境整備を確認します。
解説
歩行が不安定な患者には、状態に合わせて杖、歩行器、安全ベルトなどの補助具を使用します。補助具を適切に使うことで、転倒リスクを減らし、安全に移動しやすくなります。
履物は、滑りにくく、踵が安定し、サイズが合ったものを選びます。スリッパは脱げやすく滑りやすいため、転倒リスクがあります。
歩行介助では、患者の患側やふらつきやすい側に立ち、必要時に支えられる位置をとります。斜め前方に立つと患者の動きを妨げたり、支えにくくなったりすることがあります。
手すりは安全な歩行を助けるために活用します。使わないように指導するのは適切ではありません。
安全管理上のポイント
歩行前に、めまい、ふらつき、血圧、疼痛、筋力、意識状態、履物、床の障害物を確認します。移動中は急がせず、患者のペースに合わせます。
選択肢の確認
1.履き慣れたスリッパを準備する。
誤り。
スリッパは脱げやすく滑りやすいため、転倒の原因になります。踵が安定した滑りにくい履物が適しています。
2.患側の斜め前方に立つ。
誤り。
介助者は患側やふらつきやすい側に立ち、必要時に支えられる位置をとります。斜め前方は歩行を妨げることがあります。
3.歩行が不安定な患者には、杖や安全ベルト等の補助具を使用する。
適切である。
歩行が不安定な患者には、杖、安全ベルト、歩行器などを状態に応じて使用し、転倒を予防します。
4.手すりは使わないように指導する。
誤り。
手すりは歩行や立ち上がりを安全に行うために有効です。必要に応じて使用を促します。
覚えるポイント
- 歩行介助では転倒予防が最優先である。
- スリッパは転倒リスクが高い。
- 不安定な歩行では杖、安全ベルト、歩行器などを活用する。
- 手すりは安全な移動のために使用する。
- 歩行前にふらつき、疼痛、履物、環境を確認する。