R07B45令和7年度 准看護師試験 過去問

基礎看護技術活動・安楽・安全ボディメカニクス・移動介助

ストレッチャーによる移乗・移送時の留意点について、適切なのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、ストレッチャーによる移乗・移送時の安全管理が問われています。

ストレッチャー移送では、転落、衝突、チューブ抜去、患者の不安を防ぐことが大切です。移乗前にはブレーキ、柵、点滴・ドレーン類、患者の体位を確認します。

解説

平坦な場所でストレッチャーを移送する場合は、患者の足元側から進めます。患者の進行方向が見えやすく、移送者も前方確認をしながら安全に進められます。

ベッドからストレッチャーへ移乗する場合は、移乗先を少し低くすることで重力を利用して移りやすくします。ストレッチャー側を高くすると移乗しにくく、転落や介助者の負担につながります。

ストレッチャー移送は、患者の状態に応じて複数人で行います。特に重症患者、意識障害、麻痺、チューブ類がある患者では1人で行うのは危険です。速度はゆっくり、声をかけながら行います。

安全管理上のポイント
移送前に、ストレッチャーのブレーキ、サイドレール、点滴ルート、酸素チューブ、ドレーン、患者の表情や気分不快を確認します。曲がり角や段差では声をかけ、ゆっくり移動します。

選択肢の確認

1.ベッドから移乗する場合、ストレッチャー側を高くする。
誤り。
移乗先であるストレッチャー側を高くすると移乗しにくくなります。一般に移乗先をやや低くし、患者の安全を確保して移乗します。

2.ストレッチャーによる移送は看護師1人で行う。
誤り。
ストレッチャー移送は患者の状態に応じて複数人で行います。1人で無理に移送すると、転落、衝突、チューブ抜去の危険があります。

3.平坦な場所は、患者の足元から進める。
適切である。
平坦な場所では、患者の足元側から進めるのが基本です。進行方向を確認しやすく、安全に移送できます。

4.ストレッチャーのスピードは、駆け足程度の速さとする。
誤り。
ストレッチャーはゆっくり安全な速度で移送します。駆け足程度の速さでは、衝突、転落、患者の不安につながります。

覚えるポイント

  • 平坦な場所では、ストレッチャーは患者の足元側から進める。
  • 移乗前にブレーキ、柵、チューブ類を確認する。
  • 移乗先はやや低くして移りやすくする。
  • 移送は患者の状態に応じて複数人で行う。
  • ゆっくり声をかけながら移送し、転落と衝突を防ぐ。

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