34AM68|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論循環器・腎泌尿器・内分泌代謝心房細動・狭心症・腎疾患・糖尿病・褐色細胞腫
痛風について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、痛風の原因、好発部位、結晶沈着部位が問われています。
痛風は高尿酸血症を背景に、尿酸塩結晶が関節内に沈着して急性関節炎を起こす疾患です。
解説
痛風は飲酒と関係しますが、飲酒者だけに起こる病気ではありません。腎からの尿酸排泄低下、尿酸産生増加、肥満、食生活、遺伝的要因、薬剤なども関係します。そのため、非飲酒者でも発症します。
典型的には、足の母趾MTP関節に急激な発赤、腫脹、疼痛を生じます。尿酸結晶は末梢神経ではなく、関節内や周囲組織に沈着して炎症を起こします。
ひっかけポイント
痛風は飲酒者だけの病気ではありません。尿酸塩結晶は関節に沈着して関節炎を起こします。
選択肢の確認
1.胆石を合併しやすい。
誤り。
痛風で問題になる結石は尿酸結石などの尿路結石です。胆石を合併しやすい疾患として覚えるのは不適切です。
2.手関節の腫脹が特徴的所見である。
誤り。
痛風発作で最も典型的なのは足の母趾MTP関節の急性関節炎です。手関節の腫脹を特徴的所見として選ぶのは不適切です。
3.非飲酒者でも発症する。
正しい。
痛風は飲酒と関係しますが、非飲酒者でも発症します。高尿酸血症の原因は飲酒以外にもあります。
4.尿酸結晶が末梢神経に沈着して痛みを生じる。
誤り。
痛風では尿酸塩結晶が主に関節内や周囲組織に沈着して炎症を起こします。末梢神経に沈着して痛みを生じる病態ではありません。
覚えるポイント
- 痛風は高尿酸血症を背景に起こります。
- 尿酸塩結晶は関節内に沈着して炎症を起こします。
- 好発部位は足の母趾MTP関節です。
- 非飲酒者でも痛風は発症します。
- 尿酸結石などの尿路結石にも注意します。