34AM57|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論循環器・腎泌尿器・内分泌代謝心房細動・狭心症・腎疾患・糖尿病・褐色細胞腫
冠攣縮性狭心症について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、冠攣縮性狭心症の発症機序と臨床的特徴が問われています。
冠攣縮性狭心症は、冠動脈が一過性にけいれんして狭くなることで起こります。
解説
冠攣縮性狭心症は、冠動脈の一過性攣縮により心筋虚血を起こす狭心症です。安静時、とくに夜間から早朝に発症しやすいことが特徴です。
発作時心電図では一過性のST上昇がみられることがあります。労作性狭心症のように運動負荷で誘発されるST低下とは区別します。
治療にはカルシウム拮抗薬や硝酸薬が用いられます。ニトログリセリンは発作時の症状改善に有効です。
ひっかけポイント
冠攣縮性狭心症は血栓ではなく冠動脈のけいれんです。夜間から早朝、安静時発作をキーワードにします。
選択肢の確認
1.夜間から早朝にかけての発症が多い。
正しい。
冠攣縮性狭心症は安静時、とくに夜間から早朝に発症しやすいです。特徴として重要です。
2.血栓により冠動脈が狭窄して起こる。
誤り。
冠攣縮性狭心症は冠動脈の一過性の攣縮によって起こります。血栓による閉塞が主な機序ではありません。
3.運動負荷心電図でST低下がみられる。
誤り。
運動負荷でST低下がみられやすいのは労作性狭心症です。冠攣縮性狭心症では安静時発作や一過性ST上昇が重要です。
4.ニトログリセリンの効果が乏しい。
誤り。
ニトログリセリンは冠動脈を拡張させ、冠攣縮性狭心症の発作時に有効です。効果が乏しいという記述は不適切です。
覚えるポイント
- 冠攣縮性狭心症は夜間から早朝に多いです。
- 機序は冠動脈の一過性攣縮です。
- 発作時に一過性ST上昇がみられることがあります。
- ニトログリセリンやカルシウム拮抗薬が有効です。