34AM60|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論循環器・腎泌尿器・内分泌代謝心房細動・狭心症・腎疾患・糖尿病・褐色細胞腫
糖尿病による細小血管障害はどれか。
解答・解説を見る
正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、糖尿病の合併症を細小血管障害と大血管障害に分けて理解することが重要です。
糖尿病の三大細小血管障害は、網膜症、腎症、神経障害です。
解説
糖尿病では、長期の高血糖により血管が障害されます。細い血管が障害されると、糖尿病網膜症、糖尿病腎症、糖尿病神経障害が起こります。
慢性腎臓病は糖尿病性腎症を含み、糖尿病による細小血管障害として重要です。腎糸球体の細小血管が障害され、蛋白尿や腎機能低下をきたします。
一方、脳梗塞、心筋梗塞、下肢閉塞性動脈疾患は、大きな動脈の動脈硬化に関係する大血管障害です。
ひっかけポイント
糖尿病合併症は、細小血管障害と大血管障害に分けます。腎症は細小血管障害、心筋梗塞や脳梗塞は大血管障害です。
選択肢の確認
1.脳梗塞
誤り。
脳梗塞は糖尿病でリスクが高まる重要な合併症ですが、大血管障害に分類されます。細小血管障害として最も適切ではありません。
2.心筋梗塞
誤り。
心筋梗塞は冠動脈の動脈硬化に関連する大血管障害です。糖尿病でリスクは高まりますが、細小血管障害ではありません。
3.慢性腎臓病
正しい。
糖尿病性腎症は腎糸球体の細小血管障害により起こり、慢性腎臓病の重要な原因です。糖尿病による細小血管障害として適切です。
4.下肢閉塞性動脈疾患
誤り。
下肢閉塞性動脈疾患は下肢の動脈硬化により血流障害を起こす大血管障害です。細小血管障害ではありません。
覚えるポイント
- 糖尿病の細小血管障害は、網膜症、腎症、神経障害です。
- 慢性腎臓病は糖尿病性腎症と関連します。
- 脳梗塞、心筋梗塞、下肢閉塞性動脈疾患は大血管障害です。
- 合併症問題では、血管の太さで分類すると整理しやすいです。