34AM59第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

臨床医学各論循環器・腎泌尿器・内分泌代謝心房細動・狭心症・腎疾患・糖尿病・褐色細胞腫

高血圧症について最も適切なのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、高血圧症の診断・治療における血圧評価と生活習慣の関係が問われています。

高血圧の薬物治療は、原則として安静時の血圧評価に基づいて判断します。

解説

血圧は運動、緊張、痛み、食事、飲酒、測定環境などで変動します。そのため、高血圧症の評価では、安静時に正しい方法で測定した血圧が重要です。

常習的飲酒は一般に血圧上昇の要因となります。適度な有酸素運動は血圧管理に有用で、運動そのものを危険因子とはしません。

治療目標は年齢、合併症、家庭血圧か診察室血圧かなどで異なります。そのため、収縮期血圧の治療目標を一律に140mmHg以下とだけ覚えるのは不十分です。この選択肢群では、安静時血圧に基づいて薬物治療を行うという記述が最も適切です。

ひっかけポイント
血圧は状況で大きく変動します。診断や治療判断では、安静時に適切に測定した血圧を用います。

選択肢の確認

1.常習的飲酒は血圧低下を生じる。
誤り。
常習的飲酒は血圧上昇の要因になります。高血圧対策では節酒が重要です。

2.運動は危険因子である。
誤り。
適度な有酸素運動は高血圧の予防や治療に有用です。運動そのものを危険因子とするのは不適切です。

3.収縮期血圧の治療目標は140mmHg以下である。
誤り。
血圧の治療目標は年齢、合併症、測定条件などにより異なります。一律に140mmHg以下とするのは最も適切とはいえません。

4.安静時血圧に基づいて薬物治療を行う。
正しい。
高血圧の治療判断では、安静時に適切に測定した血圧を基準にします。運動直後や緊張時の一時的な血圧上昇だけで判断しないことが重要です。

覚えるポイント

  • 高血圧の評価は安静時血圧に基づきます。
  • 常習的飲酒は血圧上昇の要因です。
  • 適度な運動は高血圧対策に有用です。
  • 治療目標は患者背景や合併症によって変わります。

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