34AM69|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論神経・筋・小児疾患登はん性起立・脳性麻痺・喘息・TIA・認知症
一過性脳虚血発作について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、一過性脳虚血発作の定義と臨床的意義が問われています。
一過性脳虚血発作は、脳梗塞の前触れとして重要です。症状が消えても放置してはいけません。
解説
一過性脳虚血発作は、脳の一部の血流が一時的に低下して、片麻痺、しびれ、言語障害、視野障害などの神経症状が出現し、短時間で消失する病態です。従来の定義では、症状は24時間以内に消失します。
ただし、近年は画像診断の進歩により、急性梗塞巣の有無も重視されます。MRIで急性梗塞巣を認める場合は、脳梗塞として扱います。
一過性脳虚血発作は、その後に脳梗塞を起こすリスクがあるため、抗血小板薬、抗凝固薬、危険因子管理などが必要になることがあります。
ひっかけポイント
症状が消えたから安全ではありません。一過性脳虚血発作は脳梗塞の警告サインです。
選択肢の確認
1.脳卒中の一つである。
誤り。
一過性脳虚血発作は脳卒中と密接に関連し、脳梗塞の前触れとして重要です。ただし、症状が24時間以内に消失する一過性の病態として扱われ、この問題では2が最も適切です。
2.発作は24時間以内に消失する。
正しい。
一過性脳虚血発作では、神経症状が一過性に出現し、従来の定義では24時間以内に消失します。定義として重要です。
3.MRI検査で急性梗塞巣を認める。
誤り。
MRIで急性梗塞巣を認める場合は脳梗塞として扱います。一過性脳虚血発作では、急性梗塞巣を認めないことが基本です。
4.薬物療法は不要である。
誤り。
一過性脳虚血発作は脳梗塞のリスクが高い状態です。抗血小板薬や抗凝固薬、危険因子の管理などが必要になることがあります。
覚えるポイント
- 一過性脳虚血発作では症状が24時間以内に消失します。
- MRIで急性梗塞巣があれば脳梗塞として扱います。
- 症状が消えても脳梗塞予防が重要です。
- 片麻痺、しびれ、言語障害、一過性黒内障などに注意します。