34AM51第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

臨床医学各論神経・筋・小児疾患登はん性起立・脳性麻痺・喘息・TIA・認知症

脳性麻痺について正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

この問題では、脳性麻痺の定義、病型、合併症、治療が問われています。

脳性麻痺は、発達期の脳に生じた非進行性病変に基づく運動・姿勢の障害です。

解説

脳性麻痺は、脳の障害そのものが進行する病気ではありません。出生前後から乳幼児期までの脳障害により、運動や姿勢の異常が持続します。

病型としては痙直型が最も多いとされます。失調型が最多ではありません。

知的障害を合併することはありますが、精神発達遅滞の程度と運動麻痺の程度は必ずしも一致しません。重い麻痺があっても知的発達が保たれる場合があります。

痙縮が問題になる場合には、ボツリヌス毒素治療が適応となることがあります。

ひっかけポイント
脳性麻痺は「非進行性」です。ただし、成長に伴って症状の見え方や生活上の問題が変化することはあります。

選択肢の確認

1.脳の進行性病変に基づく障害である。
誤り。
脳性麻痺は、発達期の脳に生じた非進行性病変に基づく運動・姿勢の障害です。進行性病変ではありません。

2.病型は失調型が最も多い。
誤り。
脳性麻痺では痙直型が最も多い病型です。失調型が最多ではありません。

3.精神発達遅滞と麻痺の程度は無関係である。
正しい。
脳性麻痺では知的障害を合併することがありますが、精神発達遅滞の程度と麻痺の程度は必ずしも一致しません。両者は別に評価する必要があります。

4.ボツリヌス毒素治療の適応とはならない。
誤り。
脳性麻痺に伴う痙縮に対して、ボツリヌス毒素治療が行われることがあります。適応とならないと断定するのは不適切です。

覚えるポイント

  • 脳性麻痺は非進行性の脳病変に基づきます。
  • 病型では痙直型が多いです。
  • 知的発達と麻痺の程度は必ずしも一致しません。
  • 痙縮に対してボツリヌス毒素治療が使われることがあります。

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