46PM30第46回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅰ 基礎的知識MEの基礎的知識感染管理・滅菌/滅菌・消毒・再処理

エアレーションが必要な滅菌法はどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

この問題では、滅菌後にエアレーションが必要な滅菌法が問われています。

エアレーションとは、滅菌後に残留したガスを除去する工程です。代表的に必要なのは EOG滅菌です。

解説

EOG滅菌は、酸化エチレンガスを用いる低温滅菌法です。

酸化エチレンガスは、熱や湿気に弱い医療機器、チューブ、プラスチック製品などの滅菌に使われます。一方で、酸化エチレンガスは毒性があり、滅菌物に残留すると患者や医療従事者に有害となるおそれがあります。

そのため、EOG滅菌後には、滅菌物に残った酸化エチレンガスを十分に除去するためにエアレーションを行います。

γ線滅菌、乾熱滅菌、高圧蒸気滅菌、過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌では、EOG滅菌のような酸化エチレンガスの残留除去を目的としたエアレーションは通常必要ありません。

安全管理上のポイント
EOG滅菌では、滅菌できたかだけでなく、残留ガスによる毒性を防ぐことが重要です。滅菌後のエアレーション不足は安全上の問題になります。

選択肢の確認

1.EOG滅菌
正しい。
EOG滅菌では酸化エチレンガスを使用します。酸化エチレンガスは毒性があるため、滅菌後に残留ガスを除去するエアレーションが必要です。

2.γ線滅菌
誤り。
γ線滅菌は放射線を用いて微生物を不活化する方法です。酸化エチレンガスを使用しないため、EOG滅菌のようなエアレーションは必要ありません。

3.乾熱滅菌
誤り。
乾熱滅菌は高温の乾いた熱を用いる滅菌法です。残留ガスを除去する必要がある滅菌法ではありません。

4.高圧蒸気滅菌
誤り。
高圧蒸気滅菌は飽和水蒸気を用いる滅菌法です。一般的なオートクレーブ滅菌であり、酸化エチレンガスの残留除去を目的とするエアレーションは不要です。

5.過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌
誤り。
過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌では、残留物が主に水や酸素となるため、EOG滅菌のような長時間のエアレーションは通常必要ありません。

覚えるポイント

  • エアレーションが必要な代表はEOG滅菌です。
  • EOGは酸化エチレンガスを用いる低温滅菌法です。
  • 酸化エチレンガスは毒性があるため、残留ガス除去が重要です。
  • γ線滅菌、乾熱滅菌、高圧蒸気滅菌は、EOGのようなエアレーションを必要としません。
  • 滅菌法は、対象物、温度、残留毒性、安全管理をセットで覚えます。

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