45PM30|第45回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
滅菌に使用されないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、滅菌法として使われるものと、使われないものを区別します。
滅菌とは、芽胞を含むすべての微生物を死滅または除去することです。
一方、洗浄や消毒は、滅菌とは意味が異なります。
この問題のひっかけは、超音波は洗浄には使われるが、滅菌法ではないという点です。
解説
医療現場で用いられる代表的な滅菌法には、次のようなものがあります。
- 高圧高温水蒸気滅菌:オートクレーブとも呼ばれ、耐熱性器材に用いる。
- γ線滅菌:ディスポーザブル医療材料などの工業的滅菌に用いる。
- 電子線滅菌:放射線滅菌の一種で、医療材料などに用いる。
- 過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌:熱に弱い器材の低温滅菌に用いる。
一方、超音波は主に洗浄に使われます。
超音波洗浄では、液体中に生じる微細な気泡の作用などにより、器材表面の汚れを落とします。
しかし、これだけで芽胞を含むすべての微生物を確実に死滅させる滅菌法とはいえません。
ひっかけポイント
洗浄、消毒、滅菌は別の概念です。
超音波は「超音波洗浄」としてよく出てきますが、滅菌法としては扱いません。
選択肢の確認
1.γ 線
滅菌に使用されます。
γ線は放射線滅菌に用いられます。透過力が高く、ディスポーザブル医療材料などの滅菌に利用されます。この問題では「滅菌に使用されないもの」を選ぶため、正答ではありません。
2.超音波
正答。滅菌には使用されません。
超音波は、器材の汚れを落とす超音波洗浄に用いられます。しかし、超音波洗浄だけで芽胞を含むすべての微生物を確実に死滅させる滅菌法とはいえません。したがって、滅菌に使用されないものとして正答です。
3.電子線
滅菌に使用されます。
電子線は放射線滅菌の一種として用いられます。医療材料の滅菌に使われるため、「滅菌に使用されないもの」には該当しません。
4.高圧高温水蒸気
滅菌に使用されます。
高圧高温水蒸気滅菌は、オートクレーブによる代表的な滅菌法です。耐熱性の手術器械や器材などに広く用いられます。
5.過酸化水素低温ガスプラズマ
滅菌に使用されます。
過酸化水素低温ガスプラズマ滅菌は、比較的低温で行える滅菌法です。高温に弱い医療機器や器材の滅菌に用いられることがあります。
覚えるポイント
- 滅菌は、芽胞を含むすべての微生物を対象とする。
- 高圧高温水蒸気滅菌は、代表的な滅菌法である。
- γ線や電子線は、放射線滅菌に用いられる。
- 過酸化水素低温ガスプラズマは、低温滅菌法として使われる。
- 超音波は主に洗浄に使われ、滅菌法ではない。