40AM93|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
応用栄養学第40回午前・問82〜97
高齢期において、成人期に比較して上昇・亢進する項目である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
高齢期に、成人期と比べて上昇・亢進する生理的項目を選べるかが問われています。
解説
加齢に伴い、多くの生理機能は低下しますが、一部は逆に上昇・亢進します。
たんぱく質同化抵抗性(アナボリック・レジスタンス)は、同じ量のたんぱく質を摂っても筋たんぱく質の合成が起こりにくくなる状態で、高齢期に亢進します。これがサルコペニアの一因になります。
整理:基礎代謝量、インスリン感受性、ビタミンB12の吸収率、免疫機能はいずれも高齢期に低下します。
選択肢の確認
1.基礎代謝量
誤り。加齢で除脂肪量が減り、基礎代謝量は低下します。
2.たんぱく質同化抵抗性
最も適当。高齢期はたんぱく質同化抵抗性が亢進し、筋合成が起こりにくくなります。
3.インスリン感受性
誤り。高齢期はインスリン感受性が低下(抵抗性が増大)します。
4.食事由来のビタミンB12の吸収率
誤り。加齢で胃酸分泌が低下し、B12の吸収率は低下します。
5.免疫機能
誤り。加齢に伴い免疫機能は低下します。
覚えるポイント
- 高齢期はたんぱく質同化抵抗性が亢進しサルコペニアの一因になる。
- 基礎代謝・インスリン感受性・免疫機能は低下する。
- 胃酸低下でビタミンB12の吸収率も下がる。