40AM97第40回 管理栄養士国家試験 過去問

応用栄養学第40回午前・問82〜97

災害の発生当日と発生2日目の避難所で、被災者(成人)に提供された食事内容である(表)。発生3日目に特に優先して提供量を増やすべき栄養素等として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。 表 発生当日と発生2日目に提供された食事内容  (成人1人当たり) 発生当日 発生2日目 おにぎり 2個(100 g/個) おにぎり2個(100 g/個) ロールパン2個(30 g/個) 魚肉ソーセージ 1本(75 g/本) 野菜ジュース(200 mL) 牛乳(200 mL) 両日とも、水分は十分に提供されている。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

災害時の避難所で提供された食事内容から、発生3日目に特に優先して量を増やすべき栄養素等を、被災者の栄養状態を踏まえて考える事例問題です。

解説

提供された食事はおにぎりやパンなど主食が中心で、全体としてエネルギー量が不足しやすい状態です。

災害時の栄養対応では、まず生命維持と活動に必要なエネルギーの確保が最優先されます。

加工食品が中心だと食塩は過剰になりがちなので、増やすべきではありません。

たんぱく質やビタミンも大切ですが、まずは総エネルギー量が足りているかを最優先で確保します。

選択肢の確認

1.エネルギー
最も適切。主食中心で総エネルギー量が不足しやすく、活動と生命維持のためまず優先して確保すべきです。

2.たんぱく質
適切でない。重要な栄養素ですが、魚肉ソーセージや牛乳である程度供給されており、エネルギーより優先度は下がります。

3.ビタミンB1
適切でない。不足に注意すべき栄養素ですが、この段階で最も優先して増やすべき項目ではありません。

4.食塩
適切でない。加工食品中心の避難食では食塩はむしろ過剰になりやすく、増やすべきではありません。

覚えるポイント

  • 災害時はまず総エネルギー量の確保が最優先。
  • 主食中心の食事はエネルギーが不足しやすい。
  • 加工食品中心では食塩が過剰になりやすく、増やす対象ではない。

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