40AM82|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
栄養アセスメントに用いる血中たんぱく質を、半減期の短い順に並べた組合せである。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
栄養状態の指標として使う血中たんぱく質(RTP:急速代謝回転たんぱく質を含む)を、半減期の短い順に並べる問題です。
解説
ここでは血中たんぱく質の半減期そのものを比べます。半減期が短いものは血中濃度が比較的速く変化しますが、いずれも炎症、肝・腎機能、体液状態などの影響を受けるため、短期の栄養状態を単独で示す指標ではありません。
主な半減期の目安は次の通りです。
レチノール結合たんぱく質:約0.5日(約12時間)
トランスサイレチン(プレアルブミン):約2日
アルブミン:約17〜21日
したがって短い順は、レチノール結合たんぱく質 → トランスサイレチン → アルブミン です。
半減期の順序を問う問題と、「栄養評価に単独で使えるか」という臨床上の問題は分けて考えます。RBPやトランスサイレチンも、炎症や臓器機能の影響を確認して解釈します。
選択肢の確認
1.アルブミン ── トランスサイレチン ── レチノール結合たんぱく質
誤り。最も長いアルブミンが先頭になっており、順序が逆です。
2.トランスサイレチン ── アルブミン ── レチノール結合たんぱく質
誤り。アルブミンが中間になっており、順序が正しくありません。
3.トランスサイレチン ── レチノール結合たんぱく質 ── アルブミン
誤り。最も短いRBPは先頭にくるべきで、順序が入れ替わっています。
4.レチノール結合たんぱく質 ── アルブミン ── トランスサイレチン
誤り。RBPは正しいが、アルブミンとトランスサイレチンが逆です。
5.レチノール結合たんぱく質 ── トランスサイレチン ── アルブミン
正しい。半減期の短い順(約0.5日→約2日→約17〜21日)に並んでいます。
覚えるポイント
- 半減期:RBP(約0.5日)<トランスサイレチン(約2日)<アルブミン(約17〜21日)。
- 半減期が短いほど血中濃度は速く変化するが、栄養状態だけで決まるわけではない。
- アルブミンを含め、炎症・臓器機能・体液状態と合わせて解釈する。