40AM88|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
応用栄養学第40回午前・問82〜97
母乳に含まれる成分の濃度に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
母乳(初乳と成乳)どうしの比較、および人乳と牛乳の成分濃度の違いが問われています。
解説
初乳は分娩後数日の母乳で、感染防御に関わるラクトフェリンや免疫グロブリン(IgA)が豊富です。
脂肪やエネルギーは、初乳より成乳(成熟乳)の方が高くなります。
人乳と牛乳を比べると、たんぱく質やカルシウムは牛乳の方が多く、多価不飽和脂肪酸は人乳の方が多いのが特徴です。
選択肢の確認
1.ラクトフェリンは、初乳より成乳(成熟乳)の方が高い。
誤り。ラクトフェリンは初乳の方が高濃度です。
2.脂肪は、成乳(成熟乳)より初乳の方が高い。
誤り。脂肪は初乳より成乳の方が高くなります。
3.たんぱく質は、牛乳より人乳の方が高い。
誤り。たんぱく質は人乳より牛乳の方が高い(牛乳はカゼインが多い)です。
4.多価不飽和脂肪酸は、牛乳より人乳の方が高い。
正しい。多価不飽和脂肪酸は牛乳より人乳の方が多く含まれます。
5.カルシウムは、牛乳より人乳の方が高い。
誤り。カルシウムは人乳より牛乳の方が多く含まれます。
覚えるポイント
- 初乳はラクトフェリン・免疫グロブリンが豊富、脂肪は成乳が多い。
- たんぱく質・カルシウムは牛乳>人乳。
- 多価不飽和脂肪酸は人乳>牛乳。