40AM89|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
応用栄養学第40回午前・問82〜97
新生児期において、成人期より高い活性を示す消化酵素である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
新生児期に、成人期よりも高い活性を示す消化酵素を選ぶ問題です。
解説
新生児は母乳・育児用ミルクから栄養をとるため、乳糖(ラクトース)を分解するラクターゼの活性が高くなっています。
一方、唾液・膵アミラーゼや膵リパーゼなどは未成熟です。たんぱく質消化酵素も発達途上ですが、トリプシンなどの膵プロテアーゼによる消化能は比較的保たれています。いずれにしても、成人期より高い活性を示す代表として選ぶのはラクターゼです。
乳児期は「乳」を消化する能力が高く、離乳とともにでんぷんやたんぱく質・脂肪の消化能力が発達します。
選択肢の確認
1.唾液アミラーゼ
誤り。でんぷん分解酵素で、新生児では活性が低く成長とともに高まります。
2.ラクターゼ
正しい。乳糖分解酵素で、乳を主食とする新生児期に高い活性を示します。
3.ペプシン
誤り。胃のたんぱく質分解酵素で、新生児では活性が低めです。
4.トリプシン
誤り。新生児でもたんぱく質消化に働きますが、成人期より高い活性を示す酵素として選ぶものではありません。
5.膵リパーゼ
誤り。脂肪分解酵素で、新生児では活性が低く、乳児は舌リパーゼなどで補います。
覚えるポイント
- 新生児は乳糖分解のラクターゼ活性が高い。
- アミラーゼ・ペプシン・トリプシン・膵リパーゼは新生児で低く、発達とともに上がる。
- 乳を消化する力が高いのが乳児期の特徴。