40AM76|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
基礎栄養学第40回午前・問68〜81
ビタミンA に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
ビタミンAの作用(遺伝子発現の調節)、貯蔵場所、欠乏症を正しく理解しているかが問われています。
解説
ビタミンAの活性型の一つであるレチノイン酸は、核内受容体(RAR・RXR)と結合し、遺伝子の発現を調節します。
ビタミンAは主に肝臓(星細胞)に貯蔵され、欠乏すると夜盲症(暗いところで見えにくくなる)を引き起こします。
ひっかけ注意。血液凝固に必須なのはビタミンK、くる病の原因はビタミンD欠乏です。
選択肢の確認
1.β─カロテンからレチノールへの変換は、紫外線の作用が必須である。
誤り。この変換は酵素による開裂反応で行われ、紫外線は必要ありません。
2.レチノイン酸は、核内受容体と結合する。
正しい。レチノイン酸は核内受容体と結合し遺伝子発現を調節します。
3.ビタミンA は、血液凝固因子の活性化に必須である。
誤り。血液凝固因子の活性化に必須なのはビタミンKです。
4.ビタミンA の主な貯蔵場所は、骨髄である。
誤り。ビタミンAは主に肝臓に貯蔵されます。
5.ビタミンA の欠乏時には、くる病が引き起こされる。
誤り。ビタミンA欠乏では夜盲症が起こります。くる病はビタミンD欠乏です。
覚えるポイント
- レチノイン酸は核内受容体と結合し遺伝子発現を調節。
- ビタミンAは主に肝臓に貯蔵、欠乏で夜盲症。
- 血液凝固はビタミンK、くる病はビタミンD欠乏。