40AM80|第40回 管理栄養士国家試験 過去問
基礎栄養学第40回午前・問68〜81
水分出納に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
体に入る水(供給)と出る水(排泄)のバランス(水分出納)についての理解が問われています。
解説
体への水の供給は、飲料水・食物中の水・代謝水の3つです。
代謝水とは、糖質・脂質・たんぱく質が体内で酸化(エネルギー産生)されるときにできる水のことで、供給源の一つになります。
体から出る水は、尿(不可避尿と可避尿)・不感蒸泄・糞便中水分です。
不感蒸泄は皮膚や呼気から自然に失われる水分で、意識される「発汗」は含みません。
選択肢の確認
1.代謝水の産生量は、水分摂取量に比例する。
誤り。代謝水は栄養素の酸化で生じるため、エネルギー代謝量に依存し、水分摂取量には比例しません。
2.代謝水は、水分出納における供給源となる。
正しい。代謝水は飲料水・食物中水分とともに供給源になります。
3.可避尿量は、水分摂取量の影響を受けない。
誤り。可避尿は摂取水分量に応じて増減する尿で、影響を受けます。影響を受けないのは不可避尿です。
4.不感蒸泄は、発汗を含む。
誤り。不感蒸泄は皮膚・呼気からの蒸発で、発汗は含みません。
5.不可避水分摂取量は、不可避尿量と不感蒸泄量の和に等しい。
誤り。排泄側には糞便中水分も加わり、供給側には代謝水があるため、単純な和には等しくなりません。
覚えるポイント
- 供給=飲料水+食物中水分+代謝水。
- 代謝水は水分摂取量ではなくエネルギー代謝に依存する。
- 不感蒸泄に発汗は含まれない。不可避尿は摂取量に左右されない。