39AM61|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
食べ物と健康第39回午前・問43〜67
牛乳および牛乳加工品に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
牛乳・乳製品の加工工程(ホモジナイズ、チャーニング、カード、ラクトアイス、ヨーグルト)を問う問題です。
解説
チーズ製造でのカードとは、原料乳にレンネット(凝乳酵素)を加えたときにできる、カゼインが固まった凝固物のことです。
ホモジナイズは牛乳中の脂肪球を細かく均一化する操作で、カゼインミセルの均質化ではありません。
チャーニングはクリームを撹拌して脂肪球を集めバターを作る操作で、練り上げる操作はワーキングです。
ラクトアイスは乳固形分3.0%以上で、15.0%以上はアイスクリームの基準です。
ヨーグルトは乳酸菌の酸でカゼインが等電点沈殿したもので、β-ラクトグロブリンが主体ではありません。
選択肢の確認
1.牛乳製造におけるホモジナイズとは、カゼインミセルの大きさを均質化することである。
誤り。ホモジナイズは脂肪球を細かく均一化する操作です。
2.バター製造におけるチャーニングとは、牛乳やクリームから分離した脂肪を練り上げることである。
誤り。チャーニングは撹拌して脂肪を集める操作で、練り上げはワーキングです。
3.チーズ製造におけるカードとは、原料乳にレンネットを加えた際に生じる凝固物のことをいう。
最も適当。カードはレンネットで生じるカゼイン凝固物です。
4.アイスクリーム類の1つであるラクトアイスは、乳固形成分が15.0%以上と規定されている。
誤り。ラクトアイスは乳固形分3.0%以上です。
5.発酵乳であるヨーグルトは、主にβ─ラクトグロブリンが等電点沈殿したものである。
誤り。ヨーグルトはカゼインが等電点沈殿したものです。
覚えるポイント
- カードはレンネットによるカゼイン凝固物。
- ホモジナイズは脂肪球の均一化、チャーニングは撹拌。
- ヨーグルトはカゼインの酸凝固、ラクトアイスは乳固形分3.0%以上。