39AM65|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
食べ物と健康第39回午前・問43〜67
揚げ物の調理に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
揚げ物の油の比熱、温度と衣の挙動、適温、吸油率を問う問題です。
解説
魚介の天ぷらは高温短時間で揚げるため適温は180℃前後で、ドーナツ(160℃前後)より高い温度で揚げます。
油の比熱は水の約半分で、油は温まりやすく冷めやすい性質があります。
150℃程度の低温では、天ぷら衣は底に沈んでからゆっくり浮き上がり、すぐには浮き広がりません。
フライドポテトは中まで火を通すため二度揚げなどで、180℃前後が適温で200℃は高すぎます。
吸油率は薄く広い衣のかき揚げの方が高く、ポテトチップスがかき揚げより高いわけではありません。
選択肢の確認
1.揚げ物に用いる油の比熱は、水の約2倍である。
誤り。油の比熱は水の約半分です。
2.150℃程度の揚げ油では、天ぷら衣はすぐに浮き広がる。
誤り。低温では衣は底に沈んでからゆっくり浮きます。
3.魚介の天ぷらの揚げ油の適温は、ドーナッツよりも高い。
最も適当。天ぷらは180℃前後、ドーナツは160℃前後で天ぷらの方が高温です。
4.フライドポテトの揚げ油の適温は、200℃程度である。
誤り。フライドポテトの適温は180℃前後で、200℃は高すぎます。
5.ポテトチップスの吸油率は、かき揚げよりも高い。
誤り。吸油率は衣の多いかき揚げの方が高くなります。
覚えるポイント
- 油の比熱は水の約半分(温まりやすく冷めやすい)。
- 天ぷらの適温は180℃前後、ドーナツは160℃前後。
- 吸油率は表面積が大きいかき揚げなどで高い。