38PM111|第38回 管理栄養士国家試験 過去問
診療報酬および介護報酬と算定可能な対象者の組合せである。 最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
診療報酬・介護報酬の項目と、それを算定できる対象者の組合せで、最も適当なものを選ぶ問題です。各加算・指導料の算定要件を押さえます。
解説
診療報酬や介護報酬には、算定できる対象者の条件が定められています。本問は第38回試験の出題時点の算定要件で判断します。報酬制度は改定されるため、実務で用いる場合は最新の告示・通知を確認します。
栄養改善加算は、低栄養状態またはそのおそれのある利用者が対象で、食事摂取量の低下などが該当します。
各項目の算定要件(対象疾患・栄養状態・施設の別など)を正確に覚えることが重要です。
選択肢の確認
1.入院栄養食事指導料 ── 血中ヘモグロビン濃度11 g/dLの鉄欠乏性貧血患者
誤り。入院栄養食事指導料は、特別食を必要とする患者などが対象です。鉄欠乏性貧血のうち算定対象となるのはヘモグロビン濃度が10 g/dL以下の患者であり、11 g/dLでは要件を満たしません。
2.摂食障害入院医療管理加算 ── BMI 18.0 kg/m²の者
誤り。摂食障害入院医療管理加算はBMIが15未満などの重症の摂食障害患者が対象です。BMI 18.0では要件を満たしません。
3.栄養改善加算 ── 食事摂取量が50%の者
正しい。最も適当。食事摂取量が低下している者は低栄養のおそれがあり、栄養改善加算の対象となります。
4.経口維持加算 ── 誤嚥なく経口摂取できている者
誤り。経口維持加算は摂食・嚥下機能の低下により誤嚥などが認められる者が対象です。誤嚥なく摂取できている者は対象になりません。
5.再入所時栄養連携加算 ── 他の介護保険施設に転所した後、再入所した者
誤り。再入所時栄養連携加算は、医療機関に入院し経管栄養や嚥下調整食が必要になった後、施設へ再入所した者が対象です。
覚えるポイント
- 第38回出題時点の算定要件で判断する。実務では最新の告示・通知を確認する。
- 栄養改善加算は低栄養またはそのおそれのある者が対象。
- 入院栄養食事指導料の貧血はヘモグロビン10 g/dL以下が目安。
- 経口維持加算は嚥下機能低下・誤嚥のある者が対象。