38PM117第38回 管理栄養士国家試験 過去問

臨床栄養学第38回午後・問111〜136

急性心不全で緊急入院した患者に対し、集中治療室で利尿薬投与による加療が行われた。入院4 日目、症状は軽快し、一般病棟に転棟して経口摂取が開始された。 入院日から4 日目までの臨床症状の変化をモニタリングした結果として、最も適当なのはどれか。1 つ選べ。 項目 入院日 4 日目

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

急性心不全で利尿薬治療を受け症状が軽快した患者で、改善を示すモニタリング結果を選ぶ問題です。

解説

心不全ではうっ血により体液が貯留します。利尿薬で余分な水分が排泄されると、体重が減少し、浮腫や頸静脈怒張、起座呼吸が改善します。したがって体重が55kgから52kgに減ったことは、うっ血が改善したことを示します。

選択肢の確認

1.Japan Coma Scale     Ⅱ─20     Ⅲ─100
適当でない。意識レベルが悪化しており、改善を示す所見ではありません。

2.起座呼吸 なし     あり
適当でない。起座呼吸が新たに出現しており、うっ血の悪化を示します。

3.体重(kg) 55 52
最も適当。利尿により体重が減少し、うっ血(体液貯留)の改善を示します。

4.頸静脈怒張 なし     あり
適当でない。頸静脈怒張が出現しており、右心系のうっ血悪化を示します。

5.心拍数(回/分) 60 120
適当でない。心拍数が増加しており、循環動態の悪化を示す所見です。

覚えるポイント

  • 心不全の改善は体重減少・浮腫軽減・起座呼吸消失で確認する。
  • 利尿薬で体液貯留が改善すると体重が減る。
  • 頸静脈怒張・起座呼吸の出現や頻脈は悪化のサイン。

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