36PM114|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
臨床栄養学第36回午後・問111〜136
経腸栄養剤の種類とその特徴に関する記述である。 最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
経腸栄養剤の種類(半消化態・消化態・成分栄養剤など)とその特徴について、正しい記述を選ぶ問題です。
解説
経腸栄養剤は消化の必要度で分類されます。
半消化態栄養剤はたんぱく質などがある程度そのまま含まれ、消化能力がある程度必要です。消化態栄養剤の窒素源はアミノ酸やペプチド、糖質はデキストリンなどです。
成分栄養剤は最も消化を必要とせず、窒素源はアミノ酸のみ、脂肪はごくわずか(低脂肪)です。消化吸収能が低下した患者にも使えます。
選択肢の確認
1.半固形栄養剤は、胃瘻に使用できない。
適当でない。半固形栄養剤は胃瘻に使用でき、逆流や下痢の防止に用いられます。
2.消化態栄養剤の糖質は、でんぷんである。
適当でない。消化態栄養剤の糖質はデキストリンなどで、でんぷんではありません。
3.成分栄養剤の窒素源は、アミノ酸である。
最も適当。成分栄養剤の窒素源はアミノ酸のみで、消化をほとんど必要としません。
4.成分栄養剤の脂肪エネルギー比率は、20%E である。
適当でない。成分栄養剤は脂肪が非常に少なく、脂肪エネルギー比率はごくわずかです。
5.成分栄養剤は、半消化態栄養剤より浸透圧が低い。
適当でない。成分栄養剤は分子が小さく浸透圧が高いため、下痢を起こしやすい特徴があります。
覚えるポイント
- 成分栄養剤=窒素源はアミノ酸のみ、低脂肪、浸透圧が高い。
- 消化態栄養剤の糖質はデキストリン。
- 半固形栄養剤は胃瘻に使え、逆流・下痢の防止に役立つ。