36PM118|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
臨床栄養学第36回午後・問111〜136
ビタミン、ミネラルとその欠乏により生じる疾患の組合せである。 最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
ビタミン・ミネラルと、その欠乏で生じる疾患の組合せで、最も適当なものを選ぶ問題です。欠乏症と過剰症・蓄積症を混同しないことが重要です。
解説
栄養素の欠乏症は頻出テーマです。
ビタミンCの欠乏は壊血病、ビタミンB1の欠乏はウェルニッケ脳症や脚気を起こします。
亜鉛の欠乏では皮膚炎や味覚障害が起こります。一方、鉄・銅の過剰蓄積による疾患(ヘモクロマトーシス、ウィルソン病)は欠乏症ではないので注意が必要です。
選択肢の確認
1.ビタミンE ── 壊血病
誤り。壊血病はビタミンCの欠乏で起こります。ビタミンE欠乏では溶血性貧血などがみられます。
2.ビタミンB2 ── ウェルニッケ脳症
誤り。ウェルニッケ脳症はビタミンB1の欠乏で起こります。ビタミンB2欠乏では口角炎や口内炎がみられます。
3.鉄 ── ヘモクロマトーシス
誤り。ヘモクロマトーシスは鉄が過剰に蓄積する疾患であり、欠乏症ではありません。鉄欠乏では鉄欠乏性貧血が起こります。
4.亜鉛 ── 皮膚炎
正しい。最も適当。亜鉛の欠乏では皮膚炎や味覚障害、創傷治癒の遅延がみられます。組合せとして適切です。
5.銅 ── ウィルソン病
誤り。ウィルソン病は銅が過剰に蓄積する疾患であり、欠乏症ではありません。銅欠乏では貧血や白血球減少がみられます。
覚えるポイント
- 壊血病はビタミンC、ウェルニッケ脳症はビタミンB1欠乏。
- 亜鉛欠乏は皮膚炎・味覚障害。
- ヘモクロマトーシス(鉄)・ウィルソン病(銅)は過剰蓄積で欠乏症ではない。