36PM113|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
臨床栄養学第36回午後・問111〜136
生体電気インピーダンス法(BIA)を用いた体組成の計測に関する記述である。 誤っているのはどれか。1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
生体電気インピーダンス法(BIA)による体組成測定について、誤っている記述を選ぶ問題です。
解説
BIAは体に微弱な電流を流し、電気の流れにくさ(インピーダンス、抵抗)を測って体組成を推定する方法です。
水分を多く含む筋肉などは電流を通しやすく抵抗が低いのに対し、体脂肪は水分が少なく電流を通しにくいため抵抗が高いという性質を利用します。
体内の水分量が測定値に影響するため、運動、食事、入浴などによる体水分の変動が結果に影響します。
選択肢の確認
1.体脂肪の電気抵抗が低い性質を利用している。
正答。記述としては誤り。体脂肪は水分が少なく電気を通しにくいため抵抗は高く、抵抗が低いのは筋肉などの除脂肪組織です。
2.体水分量を推定することができる。
記述としては正しい。BIAは電気抵抗から体水分量を推定できます。
3.運動による影響を受ける。
記述としては正しい。運動により体水分が変動するため測定値に影響します。
4.食事による影響を受ける。
記述としては正しい。食事による体水分の変化が測定値に影響します。
5.入浴による影響を受ける。
記述としては正しい。入浴による発汗や体温変化が測定値に影響します。
覚えるポイント
- 体脂肪は電気を通しにくく抵抗が高い、筋肉は通しやすく抵抗が低い。
- BIAは体水分量から体組成を推定する。
- 運動・食事・入浴など体水分の変動が測定に影響する。