36AM73|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
基礎栄養学第36回午前・問68〜81
食品たんぱく質の評価に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
食品たんぱく質の評価に関する正しい記述を選ぶ問題です。
解説
生物価は、吸収された窒素のうち体内に保留された割合です。正味たんぱく質利用率(NPU)は、摂取した窒素のうち体内に保留された割合であり、生物価と真の消化吸収率から求めます。両方を百分率で表す場合は、「NPU=生物価×真の消化吸収率÷100」です。
アミノ酸価は基準となるアミノ酸パターンと比較する化学的評価法です。PERは摂取したたんぱく質量当たりの体重増加量で評価します。無たんぱく質食でも、体たんぱく質の代謝に由来する内因性窒素は排泄されます。
選択肢の確認
1.アミノ酸価は、食品たんぱく質の生物学的評価法の1 つである。
アミノ酸価は生物学的評価法ではなく化学的評価法です。適当でない。
2.たんぱく質効率(PER)は、窒素出納を指標として求める。
PERは窒素出納ではなく体重増加を指標とします。適当でない。
3.生物価は、体重変化を指標として求める。
生物価は体重変化ではなく体内に保留された窒素の割合で求めます。適当でない。
4.正味たんぱく質利用率(NPU)は、生物価に消化吸収率を乗じて求める。
最も適当。NPUは生物価と真の消化吸収率の積で求めます。百分率の数値同士を用いる場合は100で除します。
5.無たんぱく質食の摂取時は、尿中への窒素排泄がみられない。
無たんぱく質食でも内因性の窒素排泄はみられます。適当でない。
覚えるポイント
- NPU=生物価×真の消化吸収率÷100(百分率で計算する場合)
- アミノ酸価は化学的評価法
- 無たんぱく質食でも内因性窒素排泄はある