36AM35|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第36回午前・問17〜42
呼吸器疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
閉塞性肺障害の特徴、COPDの評価法、感染症の病原体、ツベルクリン反応の目的を整理します。
解説
気管支喘息では、気道の慢性炎症と気管支平滑筋の収縮などによって気道が狭くなり、特に息を吐きにくくなる閉塞性肺障害を呈します。気流制限が自然に、または治療によって改善しやすい可逆性が特徴です。
COPDも閉塞性肺障害を呈し、病期は主にスパイロメトリーで測定した予測1秒量に対する割合によって分類します。アスペルギルスは真菌であり、ツベルクリン反応は結核菌への感染歴を調べる免疫学的検査です。
選択肢の確認
1.肺がんは、女性に多い。
誤り。わが国では、肺がんの罹患・死亡とも女性より男性で多くみられます。
2.気管支喘息は、閉塞性肺障害を呈する。
正しい。気管支喘息では気道が狭くなり、呼気流量が低下する閉塞性肺障害を呈します。
3.COPD の病期は、X線所見で分類する。
誤り。COPDの気流閉塞の重症度は、主に呼吸機能検査の1秒量を用いて分類します。X線所見だけでは分類しません。
4.アスペルギルス肺炎は、ウイルスが原因である。
誤り。アスペルギルスはかびの一種である真菌で、ウイルスではありません。
5.ツベルクリン反応は、肺がんの検査である。
誤り。ツベルクリン反応は結核菌に対する細胞性免疫を調べる検査で、肺がんの検査ではありません。
覚えるポイント
- 気管支喘息とCOPDは、いずれも閉塞性肺障害を呈します。
- COPDの気流閉塞の重症度は、主に1秒量で分類します。
- アスペルギルスは真菌、ツベルクリン反応は結核感染を調べる検査です。