36AM26第36回 管理栄養士国家試験 過去問

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第36回午前・問17〜42

栄養・代謝に関する生理活性物質とその働きの組合せである。 最も適当なのはどれか。1 つ選べ。

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正解: 5

正答

5

この問題のポイント

ホルモンや消化管ペプチドが、血糖、食欲、消化管、脂肪代謝にどのように作用するかを整理します。

解説

アドレナリンは、危機的状況や運動時にエネルギーを動員するホルモンです。脂肪細胞のホルモン感受性リパーゼを活性化して脂肪分解を促し、遊離脂肪酸を血中へ放出させます。また、グリコーゲン分解を促して血糖を上げる方向にも働きます。

成長ホルモンはインスリンに拮抗して血糖を上げ、グレリンは摂食を促進します。ガストリンは胃酸分泌と胃運動を促進し、下部食道括約筋を弛緩させる作用ではありません。インスリンはグリコーゲン合成を促進し、分解を抑制します。

選択肢の確認

1.成長ホルモン ── 血糖低下
誤り。成長ホルモンは末梢での糖利用を抑えるなど、血糖を上昇させる方向に働きます。

2.グレリン ── 摂食抑制
誤り。グレリンは主に胃から分泌され、空腹感を高めて摂食を促進します。

3.ガストリン ── 下部食道括約筋弛緩
誤り。ガストリンの代表的作用は胃酸分泌と胃運動の促進であり、下部食道括約筋を弛緩させる組合せではありません。

4.インスリン ── グリコーゲン分解
誤り。インスリンは肝臓や筋でグリコーゲン合成を促進し、グリコーゲン分解を抑制します。

5.アドレナリン ── 脂肪分解
正しい。アドレナリンは脂肪組織で脂肪分解を促進し、エネルギー源を動員します。

覚えるポイント

  • アドレナリンは脂肪分解とグリコーゲン分解を促進します。
  • グレリンは摂食促進、レプチンは摂食抑制に働きます。
  • インスリンはグリコーゲン合成を促進し、血糖を下げます。

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