36AM29第36回 管理栄養士国家試験 過去問

人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第36回午前・問17〜42

循環器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

心筋、冠状動脈、肺循環、血管の容量、リンパの流入部位を整理します。

解説

右冠状動脈と左冠状動脈は、上行大動脈の起始部にある大動脈洞から分岐し、心筋へ酸素と栄養を供給します。

心筋は横紋をもつ不随意筋です。肺動脈は右心室から肺へ静脈血を運び、肺静脈は肺から左心房へ動脈血を運びます。静脈は伸展性が高く、多くの血液を蓄える容量血管です。リンパは胸管や右リンパ本幹を経て、内頸静脈と鎖骨下静脈の合流部である静脈角へ流入します。

選択肢の確認

1.心筋は、平滑筋である。
誤り。心筋は横紋をもつ筋ですが、自分の意思では動かせない不随意筋です。平滑筋ではありません。

2.冠状動脈は、上行大動脈から分岐する。
正しい。左右の冠状動脈は、上行大動脈の起始部から分岐します。

3.肺動脈を流れる血液は、動脈血である。
誤り。肺動脈は右心室から肺へ、酸素の少ない静脈血を運びます。「動脈」は血液の酸素量ではなく、心臓から出る向きで定義されます。

4.動脈の容量は、静脈の容量より大きい。
誤り。静脈は動脈より多くの血液を蓄えられる容量血管です。

5.リンパ(リンパ液)は、鎖骨下動脈に流入する。
誤り。リンパは鎖骨下動脈ではなく、鎖骨下静脈と内頸静脈が合流する静脈角で静脈系へ入ります。

覚えるポイント

  • 冠状動脈は上行大動脈の起始部から分岐します。
  • 肺動脈は静脈血、肺静脈は動脈血を運びます。
  • 静脈は容量血管で、リンパは静脈角へ流入します。

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