36AM28|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第36回午前・問17〜42
消化器疾患と、頻度の高い原因の組合せである。 最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
食道がん、胃潰瘍、慢性肝炎、胆石症、急性膵炎について、代表的な原因・危険因子を対応させます。
解説
急性膵炎の主要な原因はアルコールと胆石です。アルコール性急性膵炎は男性に多く、胆石性急性膵炎は女性に多い傾向があります。
わが国で多い食道扁平上皮がんでは飲酒と喫煙が重要な危険因子です。胃潰瘍にはヘリコバクター・ピロリ感染や非ステロイド性抗炎症薬の使用が関係します。慢性肝炎の代表的原因はB型・C型肝炎ウイルスです。胆石は成分によりコレステロール胆石や色素胆石などに分けられます。
選択肢の確認
1.食道がん ── カンジダ
誤り。カンジダは食道炎の原因にはなりますが、食道がんの頻度の高い原因ではありません。食道扁平上皮がんでは飲酒・喫煙が重要です。
2.胃潰瘍 ── サルモネラ
誤り。サルモネラは感染性胃腸炎や食中毒の原因です。胃潰瘍ではヘリコバクター・ピロリ感染や非ステロイド性抗炎症薬が代表的原因です。
3.慢性肝炎 ── ヘリコバクター・ピロリ
誤り。ヘリコバクター・ピロリは胃炎や消化性潰瘍と関係します。慢性肝炎の代表的原因はB型・C型肝炎ウイルスです。
4.胆石症 ── B 型肝炎ウイルス
誤り。B型肝炎ウイルスは肝炎の原因です。胆石症は、胆汁中のコレステロールやビリルビンなどが析出して結石をつくることで生じます。
5.急性膵炎 ── アルコール
正しい。アルコールは、胆石と並ぶ急性膵炎の主要な原因です。
覚えるポイント
- 急性膵炎の主要な原因はアルコールと胆石です。
- 胃潰瘍はヘリコバクター・ピロリや非ステロイド性抗炎症薬と関連します。
- 慢性肝炎はB型・C型肝炎ウイルス、食道扁平上皮がんは飲酒・喫煙が重要です。