36AM24|第36回 管理栄養士国家試験 過去問
人体の構造と機能及び疾病の成り立ち第36回午前・問17〜42
症候に関する記述である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
ショック、意識障害、チアノーゼ、吐血、黄疸について、症候の原因と評価指標を整理します。
解説
黄疸は、血中ビリルビン濃度の上昇により、皮膚や眼球結膜などが黄色く見える状態です。ビリルビンの産生増加、肝細胞での処理障害、胆汁の流出障害などで起こります。
ショックは全身の組織へ十分な血液を送れない急性循環不全で、一般に血圧低下を伴います。JCSは意識レベルの評価法です。チアノーゼは血中の還元ヘモグロビンが増加すると生じます。吐血は上部消化管からの出血を口から吐くことで、気道からの出血は喀血といいます。
選択肢の確認
1.ショックでは、血圧が上昇している。
誤り。ショックでは循環血液量や心拍出量などが不足し、一般に血圧は低下します。
2.JCS(Japan Coma Scale)は、呼吸機能の指標である。
誤り。JCSは刺激に対する覚醒の程度を表す意識レベルの指標で、呼吸機能の指標ではありません。
3.チアノーゼは、血中還元ヘモグロビン濃度が低下した時にみられる。
誤り。チアノーゼは、酸素と結合していない還元ヘモグロビンの濃度が上昇したときにみられます。
4.吐血は、気道からの出血である。
誤り。吐血は食道や胃など上部消化管からの出血です。気道からの出血を口から出すことは喀血です。
5.黄疸は、血中ビリルビン濃度の上昇による。
正しい。血中ビリルビン濃度が上昇し、組織に沈着することで黄疸が現れます。
覚えるポイント
- 黄疸は血中ビリルビン濃度の上昇によって起こります。
- JCSは意識レベル、チアノーゼは還元ヘモグロビン増加と関連します。
- 吐血は上部消化管出血、喀血は気道・肺からの出血です。