119C27|第119回 医師国家試験 過去問
内科系血液凝固・出血・血栓
薬害エイズ事件で、医原性免疫不全症の原因となった非加熱濃縮血液製剤を用いて 治療されていた疾患はどれか。
解答・解説を見る
正解: a
正解
a 血友病
解説
薬害エイズ事件は、非加熱濃縮血液製剤を介してHIV感染が生じた医原性の感染被害です。
この血液製剤は、主に血友病患者の凝固因子補充療法に用いられていました。
当時、加熱処理が十分でない製剤が使用されたため、多くの患者がHIVに感染し、重大な社会問題となりました。
したがって、治療対象となっていた疾患は血友病です。
各選択肢の整理
a 血友病
凝固因子製剤の投与が必要であり、非加熱濃縮血液製剤が使用されていたため正解です。b 多発性骨髄腫
本件の対象ではありません。c 無菌性髄膜炎
血液製剤治療とは関係しません。d 成人T細胞白血病
HTLV-1関連疾患であり、本件とは異なります。e Creutzfeldt-Jakob病
プリオン病であり、本件の原因疾患ではありません。
覚えるポイント
薬害エイズ事件
= 非加熱濃縮血液製剤
= 血友病患者への治療で発生