117A14第117回 医師国家試験 過去問

内科系消化器内科食道・胃・十二指腸

胃食道逆流症〈GERD〉の症状で生じにくいのはどれか。

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正解: b

正解

b 下痢

判断のポイント

GERD は、胃内容物が食道へ逆流することで起こる病態です。
したがって症状は、逆流そのものによる食道症状と、咽頭や気道への刺激による食道外症状に分けて考えると整理しやすくなります。

GERD で起こりやすい症状

代表的なのは次のようなものです。

  • 胸やけ
  • 呑酸
  • 胸痛
  • 咽頭違和感、咽頭痛
  • 慢性咳嗽
  • 嗄声

各選択肢の検討

a 胸痛

みられます。
GERD では胸骨後部の不快感や胸痛を訴えることがあり、狭心症との鑑別が問題になることもあります。

b 下痢

生じにくいです。
GERD の典型症状ではなく、正解です。

c 呑酸

みられます。
胃酸や胃内容物が上がってくる感じは GERD の代表症状です。

d 咽頭痛

みられます。
逆流が咽頭まで及ぶと、咽頭痛や咽頭違和感の原因になります。

e 慢性咳嗽

みられます。
GERD は慢性咳嗽の原因として重要で、食道外症状としてよく問われます。

ひっかけポイント

GERD は食道の病気ですが、咳や咽頭症状のような食道外症状も出ることが大切です。
そのため、胸やけや呑酸だけでなく、慢性咳嗽や咽頭痛も関連づけて覚えます。

まとめ

胃食道逆流症の症状で生じにくいのは、b 下痢 です。

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