34PM66|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷足部・足関節障害
扁平足で正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、扁平足の足部アライメントと合併しやすい変形が問われています。
扁平足では、内側縦アーチが低下し、足部の回内や踵骨外反が問題になります。
解説
扁平足は、足の内側縦アーチが低下または消失した状態です。荷重時に足部が内側へつぶれるようになり、足部全体のアライメントが崩れます。
扁平足では、足部の回内や前足部の変形が加わり、外反母趾を合併しやすくなります。
踵骨は内反ではなく、一般に外反方向へ傾きやすいです。また、成人の後天性扁平足では後脛骨筋腱の機能不全が重要であり、前脛骨筋ではありません。
治療では、症状や年齢に応じて足底挿板、靴指導、筋力訓練、ストレッチなどを行います。治療用矯正靴を一律に用いるとはいえません。
ひっかけポイント
扁平足では「内側縦アーチ低下、踵骨外反、後脛骨筋腱機能不全」をセットで考えます。踵骨内反や前脛骨筋機能不全と混同しないようにします。
選択肢の確認
1.外反母趾を合併しやすい。
正しい。
扁平足では内側縦アーチが低下し、足部アライメントが崩れることで外反母趾を合併しやすくなります。
2.踵骨は内反する。
誤り。
扁平足では、踵骨は一般に外反方向へ傾きやすくなります。内反ではありません。
3.前脛骨筋の機能不全がある。
誤り。
成人の後天性扁平足では、後脛骨筋腱の機能不全が重要です。前脛骨筋ではありません。
4.治療用矯正靴を用いる。
誤り。
扁平足の治療では、症状や原因に応じて足底挿板、靴指導、運動療法などを行います。治療用矯正靴を一律に用いることが正しい基本事項とはいえません。
覚えるポイント
- 扁平足は内側縦アーチの低下。
- 合併しやすい変形は外反母趾。
- 踵骨は内反ではなく外反しやすい。
- 成人後天性扁平足では後脛骨筋腱機能不全が重要。