33PM79|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学骨折各論橈骨遠位端・手部骨折
骨折と固定肢位の組合せで正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2.コーレス骨折ー前腕回内位、手関節軽度屈曲位・軽度尺屈位
この問題のポイント
コーレス骨折は、橈骨遠位端骨折の代表で、遠位骨片が背側・橈側へ転位しやすい骨折です。
固定では、その転位を矯正するために、前腕回内位、手関節軽度屈曲位・軽度尺屈位とします。
解説
コーレス骨折は、手をついて転倒した際に発生しやすく、遠位骨片が背側へ転位するため、フォーク状変形を呈します。
整復後の固定では、背側転位を防ぐために手関節を軽度屈曲位にし、橈側転位を防ぐために軽度尺屈位にします。
また、遠位骨片の回外転位を矯正する目的で前腕回内位が用いられます。
スミス骨折はコーレス骨折とは逆に、遠位骨片が掌側へ転位する骨折であり、固定肢位も異なります。
ショウファー骨折は橈骨茎状突起骨折です。
バートン骨折は橈骨遠位端の関節内辺縁骨折で、掌側または背側があります。
この問題では、正しい組合せとしてコーレス骨折ー前腕回内位、手関節軽度屈曲位・軽度尺屈位を選びます。
選択肢の確認
1.スミス骨折ー前腕回外位、手関節軽度屈曲位・軽度尺屈位
誤り。
スミス骨折は遠位骨片が掌側へ転位する骨折であり、コーレス骨折とは固定肢位が異なります。
2.コーレス骨折ー前腕回内位、手関節軽度屈曲位・軽度尺屈位
正しい。
コーレス骨折の固定肢位として適切です。
3.ショウファー骨折ー前腕回外位、手関節軽度伸展位・軽度橈屈位
誤り。
ショウファー骨折は橈骨茎状突起骨折ですが、この固定肢位の組合せは不適切です。
4.背側バートン骨折ー前腕回内位、手関節軽度伸展位・軽度橈屈位
誤り。
背側バートン骨折の固定肢位としては、この組合せは適切ではありません。
覚えるポイント
- コーレス骨折は遠位骨片が背側・橈側へ転位。
- 固定は前腕回内位、手関節軽度屈曲位・軽度尺屈位。
- スミス骨折はコーレス骨折の逆転位。
- ショウファー骨折は橈骨茎状突起骨折。
- バートン骨折は橈骨遠位端の関節内辺縁骨折。