33PM80|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学骨折各論橈骨遠位端・手部骨折
ボクサー骨折で遠位骨片の掌側転位に関与するのはどれか。
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正解: 1
正答
1.虫様筋
この問題のポイント
ボクサー骨折は、第5中手骨頸部骨折です。
遠位骨片は掌側へ屈曲・転位しやすく、その転位には手内筋、特に虫様筋の作用が関与します。
解説
ボクサー骨折は、拳で硬いものを殴ったときなどに発生しやすい第5中手骨頸部骨折です。
第5中手骨頸部で骨折すると、遠位骨片は掌側へ傾きやすくなります。
これは、手内筋が中手指節関節を屈曲させる方向に作用し、遠位骨片を掌側へ引くためです。
選択肢の中では、虫様筋が遠位骨片の掌側転位に関与する筋として適切です。
背側骨間筋も手内筋ですが、この問題では公式正答として虫様筋を選びます。
尺側手根屈筋や橈側手根屈筋は手関節の屈曲に関与する前腕筋であり、第5中手骨頸部の遠位骨片掌側転位を直接説明する筋としては不適切です。
選択肢の確認
1.虫様筋
正しい。
虫様筋は中手指節関節屈曲に関与し、遠位骨片の掌側転位に関係します。
2.背側骨間筋
誤り。
手内筋ではありますが、この問題で問われる遠位骨片掌側転位の主な関与筋としては虫様筋が適切です。
3.尺側手根屈筋
誤り。
尺側手根屈筋は手関節屈曲・尺屈に作用します。第5中手骨頸部遠位骨片の掌側転位を直接説明する筋ではありません。
4.橈側手根屈筋
誤り。
橈側手根屈筋は手関節屈曲・橈屈に作用します。ボクサー骨折の遠位骨片掌側転位の主因ではありません。
覚えるポイント
- ボクサー骨折=第5中手骨頸部骨折。
- 遠位骨片は掌側へ転位しやすい。
- 掌側転位には手内筋の作用が関与する。
- この問題では虫様筋を選ぶ。
- 回旋転位の有無も必ず確認する。