33AM34|第33回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷膝靱帯・半月板
膝関節内側側副靱帯損傷の治療で誤っているのはどれか。
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正解: 2
正答
2.固定を膝関節伸展位で行う。
この問題のポイント
膝関節内側側副靱帯損傷では、急性期に疼痛・腫脹を抑え、外反ストレスを避けることが重要です。
固定は膝関節伸展位ではなく、一般に膝関節軽度屈曲位で行います。
解説
内側側副靱帯は膝関節内側にあり、外反ストレスに抵抗します。
損傷直後は、RICE処置により疼痛、腫脹、炎症を抑えます。RICEとは、安静、冷却、圧迫、挙上を意味します。
膝に動揺性がある場合は、靱帯への負担を減らすため免荷や松葉杖の使用を指導します。
固定では、膝関節伸展位ではなく、軽度屈曲位にして靱帯や周囲組織への過度な緊張を避けます。
回復期には、疼痛や安定性を確認しながら、大腿四頭筋を中心とした筋力訓練や関節可動域訓練を進めます。
したがって、治療で誤っているのは固定を膝関節伸展位で行うです。
選択肢の確認
1.急性期にはRICE処置を行う。
正しい。
急性期には安静、冷却、圧迫、挙上によって疼痛や腫脹を抑えます。
2.固定を膝関節伸展位で行う。
誤り。
内側側副靱帯損傷の固定は、一般に膝関節軽度屈曲位で行います。伸展位固定は適切ではありません。
3.動揺があれば免荷を指示する。
正しい。
側方動揺性がある場合は、靱帯への負担を減らすため免荷や部分荷重を指導します。
4.回復期には大腿四頭筋の運動療法を指示する。
正しい。
膝関節の安定性回復や再発予防のため、大腿四頭筋の筋力訓練は重要です。
覚えるポイント
- MCL損傷の急性期はRICE処置。
- 固定は膝関節伸展位ではなく、軽度屈曲位。
- 動揺性があれば免荷を考える。
- 回復期は大腿四頭筋訓練、可動域訓練、段階的荷重を行う。