33AM35第33回 柔道整復師国家試験 過去問

柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷肉離れ・アキレス腱

下腿三頭筋肉離れで誤っているのはどれか。

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正解: 2

正答

2.マットレステストが陽性となる。

この問題のポイント

下腿三頭筋肉離れでは、腓腹筋やヒラメ筋の損傷により、足関節底屈時痛、筋力低下、他動背屈時痛などがみられます。

一方、マットレステストは主にアキレス腱断裂を評価する検査であり、下腿三頭筋肉離れの典型所見ではありません。

解説

下腿三頭筋は、腓腹筋とヒラメ筋からなり、アキレス腱を介して踵骨に停止し、足関節底屈に働きます。

肉離れでは筋線維が損傷するため、足関節を自動的に底屈させると損傷部に収縮負荷がかかり、疼痛が増強します。

また、足関節を他動的に背屈させると、下腿三頭筋が伸張されるため、損傷部の疼痛が増強します。

筋損傷により足関節底屈筋力が低下することもあります。

マットレステストは、腹臥位で膝を屈曲した際の足関節の自然な肢位を比較し、アキレス腱断裂を評価する検査として扱われます。アキレス腱断裂では、患側足関節が自然底屈せず、健側と差が出ることがあります。

したがって、下腿三頭筋肉離れで誤っているのはマットレステストが陽性となるです。

選択肢の確認

1.足関節底屈の筋力が低下する。
正しい。
下腿三頭筋が損傷するため、足関節底屈筋力が低下することがあります。

2.マットレステストが陽性となる。
誤り。
マットレステストは主にアキレス腱断裂の検査です。下腿三頭筋肉離れの典型所見ではありません。

3.足関節の自動的な底屈で疼痛が増強する。
正しい。
自動底屈では下腿三頭筋が収縮するため、損傷部に疼痛が生じます。

4.足関節の他動的な背屈で疼痛が増強する。
正しい。
他動背屈では下腿三頭筋が伸張され、肉離れ部の疼痛が増強します。

覚えるポイント

  • 下腿三頭筋肉離れでは、収縮時痛と伸張時痛が重要。
  • 自動底屈で痛い。
  • 他動背屈で痛い。
  • 足関節底屈筋力が低下することがある。
  • マットレステストはアキレス腱断裂を疑う検査として覚える。

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