34AM33|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷肉離れ・アキレス腱
下腿三頭筋肉離れで正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、下腿三頭筋肉離れ(ふくらはぎの肉離れ)の別名、好発部位、好発年齢、症状が問われています。アキレス腱断裂との違いにも注意します。
解説
下腿三頭筋は、腓腹筋(内側頭・外側頭)とヒラメ筋からなり、合わさってアキレス腱になります。
この肉離れはテニスレッグと呼ばれます。テニスなどで踏み込んだときに、ふくらはぎを蹴られたような痛みを感じて受傷することからこの名があります。
好発部位は、腓腹筋内側頭の筋肉と腱の移行部(筋腱移行部)です。筋腹のまん中ではなく、腱に移り変わる部分が傷みやすい点に注意します。
鑑別のポイント
テニスレッグはふくらはぎの中ほどから下が痛みます。アキレス腱断裂は、かかとの上のアキレス腱部に断裂感が出て、つま先立ちが難しくなる点で区別します。
好発年齢は青年期ではなく、筋や腱が変性しはじめる中高年です。スポーツ愛好家の中高年に多くみられます。
選択肢の確認
1.テニスレッグとも呼ばれる。
正しい。
下腿三頭筋(おもに腓腹筋内側頭)の肉離れはテニスレッグと呼ばれます。
2.腓腹筋内側頭の筋腹に好発する。
誤り。
好発するのは腓腹筋内側頭の筋腱移行部であり、筋腹のまん中ではありません。部位の言い換えに注意します。
3.青年期に好発する。
誤り。
好発するのは中高年です。青年期に好発するという記述はあてはまりません。
4.疼痛はアキレス腱断裂に比べ軽微である。
誤り。
テニスレッグでも強い痛みが出ます。アキレス腱断裂より痛みが軽微と断定することはできません。
覚えるポイント
- 下腿三頭筋肉離れ=テニスレッグ。
- 好発部位は腓腹筋内側頭の筋腱移行部(筋腹ではない)。
- 好発年齢は中高年。
- アキレス腱断裂とは痛む部位とつま先立ちの可否で鑑別する。