34AM31第34回 柔道整復師国家試験 過去問

柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷膝靱帯・半月板

膝関節半月板損傷で正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、半月板損傷の発生機序、好発部位、合併損傷、円板状半月の知識が問われています。内側と外側の違いに注意します。

解説

半月板は膝の中にあるC字型の軟骨で、内側と外側に一つずつあります。内側半月板は内側側副靱帯と結びついて動きが制限されているため、ねじれの力に弱く、損傷が多くなります。

発生機序として典型的なのは、膝を屈曲した状態で体重がかかり、そこに下腿の回旋が加わる動きです。スポーツでの踏み込みや切り返しで起こりやすい損傷です。

鑑別のポイント
内側半月板は内側側副靱帯・前十字靱帯と同時に損傷しやすく、まとめて重い膝のけがになることがあります。

円板状半月は、半月板が円板状になっている先天的な形態で、外側に多く、若い人で問題になります。高齢者で背景になるものではありません。

選択肢の確認

1.外側半月板損傷が多い。
誤り。
内側半月板は内側側副靱帯と結合して動きにくく、ねじれに弱いため、内側半月板の損傷が多くなります。

2.外側側副靱帯損傷を合併することが多い。
誤り。
半月板損傷で合併しやすいのは内側側副靱帯や前十字靱帯です。外側側副靱帯との合併が多いわけではありません。

3.高齢者では円板状半月が背景にある。
誤り。
円板状半月は外側に多い先天的な形態で、若年で問題になります。高齢者の背景となるものではありません。

4.膝関節屈曲時に下腿回旋が加わり発生する。
正しい。
膝を曲げて荷重した状態に下腿の回旋が加わると半月板に強いストレスがかかり、損傷が起こります。典型的な発生機序です。

覚えるポイント

  • 半月板は内側の損傷が多い(内側側副靱帯と結合し動きにくい)。
  • 合併しやすいのは内側側副靱帯・前十字靱帯。
  • 円板状半月は外側に多い先天的形態で若年に多い。
  • 発生機序は膝屈曲+下腿回旋+荷重

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