34AM29|第34回 柔道整復師国家試験 過去問
柔道整復理論・外傷学軟部組織損傷膝靱帯・半月板
膝関節内側側副靱帯損傷の徒手検査法はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、下肢の徒手検査法と、その対象がどこの損傷かが問われています。検査名と調べる部位を結びつけて覚えることが大切です。
解説
アプライテスト(アプレイテスト)は、患者をうつ伏せにして膝を約90度に曲げ、下腿を回しながら調べる検査です。
操作の方向で意味が変わります。下腿を牽引(引き上げ)しながら回旋して痛みが出れば側副靱帯の損傷を、下腿を圧迫(押し下げ)しながら回旋して痛みが出れば半月板の損傷を疑います。牽引時の痛みは内側側副靱帯損傷を示唆します。
鑑別のポイント
アプライテストは「牽引で靱帯、圧迫で半月板」と覚えると整理できます。
選択肢の確認
1.Nテスト
誤り。
膝の回旋不安定性をみる検査で、前十字靱帯損傷の評価に使います。内側側副靱帯の検査ではありません。
2.シモンズテスト
誤り。
うつ伏せでふくらはぎをつまんで足の動きを見る検査で、アキレス腱断裂を調べます(トンプソンテストと同様)。膝の側副靱帯とは関係しません。
3.グラスピングテスト
誤り。
腸脛靱帯の部位を圧迫しながら膝を動かして痛みを誘発する検査で、腸脛靱帯炎(ランナー膝)の評価に用います。内側側副靱帯の検査ではありません。
4.アプライテスト
正しい。
うつ伏せで膝を曲げ、下腿を牽引しながら回旋して痛みが出れば側副靱帯損傷を疑います。内側側副靱帯損傷の徒手検査として適切です。
覚えるポイント
- アプライテストは牽引で側副靱帯、圧迫で半月板を調べる。
- Nテストは前十字靱帯損傷の評価。
- シモンズテストはアキレス腱断裂の評価。
- グラスピングテストは腸脛靱帯炎の評価。