119D029|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科医学総合総合問題
ある硬化体の模式図を示す。 アの元素はどれか。1 つ選べ。

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正解: c
正答
c
この問題のポイント
図中アで示される元素はCaです。硬化体の模式図では、無機成分や多価金属イオンが反応生成物・架橋構造のどこに位置するかを確認します。
解説
歯科材料の硬化模式図では、粉末由来の無機成分、反応して溶出したイオン、未反応核、生成したマトリックスなどを区別して読み取ります。
Caは多くの無機系歯科材料に含まれ、硬化反応の初期にイオン結合や架橋形成へ関与することがあります。本問では、模式図中のアがCaに該当します。
歯科国試ではここを押さえる
図問題では、元素名だけでなく、その元素が粉末成分、溶出イオン、反応生成物のどこに存在するかを確認します。
画像の確認
実画像の模式図では高分子カルボキシ基がAlとアで架橋され、同じアが歯質表面のカルボキシ基とのイオン結合にも関与している。グラスアイオノマーセメント硬化体で初期架橋と歯質接着に関与する二価陽イオンはCaである。
選択肢の確認
a.Na
誤り。
Naは一価のアルカリ金属元素ですが、図中アに対応する元素ではありません。
b.Mg
誤り。
Mgは二価金属元素ですが、本問の図中アには該当しません。
c.Ca
正しい。
図中アで示される元素はCaです。
d.Cu
誤り。
Cuは銅合金などで重要な元素ですが、図中アの元素ではありません。
e.Sr
誤り。
Srは一部の歯科材料に含まれ得ますが、本問の図中アには該当しません。
覚えるポイント
- 図中アはCaです。
- 硬化模式図では未反応核・反応層・マトリックスを区別します。
- 多価金属イオンは材料の架橋や硬化反応に関与します。