119D021|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床小児歯科学
上顎乳中切歯の萌出開始時期に獲得する運動機能〈粗大運動〉はどれか。 1 つ選べ。
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正解: d
正答
d
この問題のポイント
上顎乳中切歯は生後およそ8~12か月頃に萌出を開始します。この時期の粗大運動として代表的なのがつかまり立ちです。
解説
乳幼児の発達問題では、歯の萌出時期と粗大運動の獲得時期を対応させます。
上顎乳中切歯は下顎乳中切歯に続いて、概ね生後1年前後に萌出します。乳児はこの頃、つかまり立ちや伝い歩きを獲得していきます。
発達には個人差がありますが、国試では代表的な時期を対応させます。首のすわりや寝返りはより早く、走る・ボールをけるはより後です。
選択肢の確認
a.走 る
誤り。
走る動作は一般に1歳半頃以降に発達し、上顎乳中切歯の萌出開始時期より後です。
b.寝返り
誤り。
寝返りは生後5~6か月頃にみられ、上顎乳中切歯の萌出開始より早い時期です。
c.首がすわる
誤り。
首のすわりは生後3~4か月頃が目安で、上顎乳中切歯萌出より早い時期です。
d.つかまり立ち
正しい。
つかまり立ちは生後9~10か月頃に獲得し、上顎乳中切歯の萌出開始時期と重なります。
e.ボールをける
誤り。
ボールをける動作は幼児期に獲得し、乳中切歯萌出開始よりかなり後です。
覚えるポイント
- 上顎乳中切歯の萌出は生後1年前後です。
- 同時期の粗大運動はつかまり立ちです。
- 首すわり・寝返りは早く、走行・ボール蹴りは遅いと並べます。