119A014|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床小児歯科学
混合歯列期に起こるのはどれか。1 つ選べ。
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正解: c
正答
c
この問題のポイント
混合歯列期には頭蓋底の一部の軟骨結合が癒合します。選択肢では蝶篩骨軟骨結合が該当します。
解説
頭蓋底は軟骨内骨化で成長し、複数の軟骨結合が成長部位として働きます。各軟骨結合は癒合時期が異なります。蝶篩骨軟骨結合は小児期に癒合するため、乳歯と永久歯が共存する混合歯列期と重なります。
一方、蝶後頭軟骨結合は思春期以降まで成長に関与し、より遅く癒合します。大泉門・小泉門の閉鎖は乳児期です。
選択肢の確認
a.大泉門の閉鎖
誤り。
大泉門は乳児期に閉鎖し、混合歯列期よりはるかに早い時期です。
b.小泉門の閉鎖
誤り。
小泉門は大泉門よりさらに早く、出生後早期に閉鎖します。
c.蝶篩骨軟骨結合の癒合
正しい。
蝶篩骨軟骨結合は小児期に癒合し、時期が混合歯列期と重なります。
d.蝶形骨間軟骨結合の癒合
誤り。
蝶形骨間軟骨結合は胎生期から乳幼児期の早期に癒合するため、混合歯列期の出来事ではありません。
e.蝶後頭軟骨結合の癒合
誤り。
蝶後頭軟骨結合は頭蓋底の成長に長く関与し、一般に思春期以降に癒合するため、混合歯列期より遅い時期です。
覚えるポイント
- 泉門の閉鎖は乳児期です。
- 蝶篩骨軟骨結合は小児期、蝶後頭軟骨結合はより遅く癒合します。
- 頭蓋底の軟骨結合は軟骨内骨化による成長部位です。