119C077|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床保存修復学
内側性暫間固定はどれか。1 つ選べ。
解答・解説を見る
正解: b
正答
b
この問題のポイント
内側性暫間固定に該当するのはワイヤーレジン固定です。ワイヤーを歯列内側に適合し、接着性レジンで連結します。
解説
歯周治療における暫間固定は、動揺歯を複数歯で連結し、咬合時の不快感を減らして組織の安静を図る処置です。ワイヤーレジン固定では、歯の舌側・口蓋側へワイヤーを適合し、レジンで固定します。
固定は原因治療の代わりではありません。炎症のコントロール、咬合調整、清掃性の確保と併せて行います。
選択肢の確認
a.連続レジン冠固定
誤り。
連続レジン冠固定は複数歯を冠形態で連結する方法で、内側性暫間固定の代表ではありません。
b.ワイヤーレジン固定
正しい。
ワイヤーを歯列内側に置き、接着性レジンで歯を連結するワイヤーレジン固定が該当します。
c.オクルーザルスプリント
誤り。
オクルーザルスプリントは歯列全体を覆う可撤性装置で、歯周病動揺歯の内側性暫間固定とは異なります。
d.ワイヤー結紮レジン固定
誤り。
ワイヤー結紮レジン固定は結紮を併用する方法で、本問の分類上の正答ではありません。
e.エナメルボンディングレジン固定
誤り。
エナメルボンディングレジン固定はレジン単独で歯面を連結する方法で、ワイヤーを用いる内側性固定とは区別されます。
覚えるポイント
- 暫間固定は動揺歯を連結して安静を図ります。
- ワイヤーレジン固定は舌側・口蓋側で行います。
- 固定と同時に炎症と咬合の原因を治療します。