119C076|第119回 歯科医師国家試験 過去問
歯科臨床小児歯科学
乳歯のコンポジットレジン冠修復で用いるのはどれか。2 つ選べ。
2つ選択
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正解: c・d
正答
c、d
この問題のポイント
乳歯のコンポジットレジン冠修復では、透明なクラウンフォームを歯冠に合わせて金冠バサミで調整します。
解説
コンポジットレジン冠は、既製の透明クラウンフォームにレジンを填入し、形成歯へ圧接して光重合する方法です。クラウンフォームは近遠心幅径と歯冠長に合わせ、金冠バサミで辺縁をトリミングします。
重合後はフォームを除去し、辺縁と咬合を仕上げます。短時間で歯冠全体の形態を回復できる点が小児歯科で有用です。
選択肢の確認
a.T バンド
誤り。
Tバンドは隣接面を含む窩洞の隔壁として用い、全部被覆型のレジン冠形成の中心器材ではありません。
b.ウェッジ
誤り。
ウェッジは隣接面修復でマトリックスを歯頸部へ適合させる器材です。
c.金冠バサミ
正しい。
金冠バサミでクラウンフォームの辺縁や長さを調整します。
d.クラウンフォーム
正しい。
クラウンフォームはレジンを保持し、乳歯歯冠形態を付与する透明な型として用います。
e.ポリエステル製マトリックス
誤り。
ポリエステル製マトリックスは前歯隣接面修復などに用いますが、全部被覆冠の型ではありません。
覚えるポイント
- レジン冠はクラウンフォームを用いる全部被覆修復です。
- フォームの調整には金冠バサミを用います。
- 重合後にフォームを除去し、辺縁と咬合を仕上げます。