119B061第119回 歯科医師国家試験 過去問

歯科医学総合総合問題

ソーシャルキャピタルの説明を以下に示す。 「社会関係資本とも呼ばれ、人々の信頼やネットワークを背景に( )を活発化 し、効率性を高めることができる社会組織に特徴的な資本である。」 ( )に入るのはどれか。1 つ選べ。

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正解: d

正答

d

この問題のポイント

ソーシャルキャピタルは、人々の信頼、互酬性の規範、社会的ネットワークによって 相互扶助を活発にし、社会の協調と効率を高める資源です。

解説

ソーシャルキャピタル〈社会関係資本〉は、個人が単独で持つ物的資源ではなく、人と人とのつながりの中にある信頼やネットワークを指します。地域での見守り、情報共有、住民同士の助け合いなどを促し、健康行動や災害対応、孤立予防にも影響します。

結束型、橋渡し型、連結型などに分けて論じられることがありますが、歯科国試ではまず「信頼・ネットワーク・互酬性・相互扶助」を一組で覚えます。

選択肢の確認

a.環境保護
誤り。
環境保護は社会活動の一分野ですが、ソーシャルキャピタルの定義文に直接入る中心語ではありません。

b.公的支援
誤り。
公的支援は行政などが提供する支援です。ソーシャルキャピタルは住民同士や組織間の信頼・ネットワークを基盤とします。

c.受診勧奨
誤り。
受診勧奨は保健活動の一手段であり、社会関係資本の定義そのものではありません。

d.相互扶助
正しい。
信頼とネットワークを背景に相互扶助を活発化することが、ソーシャルキャピタルの中心的説明です。

e.公衆衛生活動
誤り。
公衆衛生活動はソーシャルキャピタルによって促進されることがありますが、空欄に入る定義語は相互扶助です。

覚えるポイント

  • ソーシャルキャピタルは信頼・ネットワーク・互酬性です。
  • 中心となる作用は相互扶助です。
  • 地域の健康づくりや孤立予防に関係します。

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