119B014第119回 歯科医師国家試験 過去問

基礎歯科医学口腔解剖・組織・発生

閉口筋にある筋紡錘を支配する感覚神経の細胞体があるのはどれか。1 つ選べ。

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正解: e

正答

e

この問題のポイント

閉口筋の筋紡錘からの固有感覚を伝える一次感覚ニューロンの細胞体は、例外的に中枢神経内の 三叉神経中脳路核にあります。

解説

一般の一次感覚ニューロンの細胞体は末梢の感覚神経節にありますが、咀嚼筋の筋紡錘や歯根膜の一部からの固有感覚を伝えるニューロンは、三叉神経中脳路核に細胞体をもちます。

この入力は三叉神経運動核へ伝えられ、閉口反射や咬合力調節に関与します。三叉神経核は、運動核、主感覚核、脊髄路核、中脳路核の機能を対応させます。

選択肢の確認

a.三叉神経上核
誤り。
三叉神経上核は一般に独立した主要な三叉神経核として、閉口筋筋紡錘の一次感覚ニューロン細胞体が存在する部位ではありません。

b.三叉神経運動核
誤り。
三叉神経運動核は咀嚼筋などを支配する下位運動ニューロンの細胞体が存在します。筋紡錘からの一次感覚ニューロンではありません。

c.三叉神経主感覚核
誤り。
三叉神経主感覚核は主に顔面の識別性触覚や圧覚を中継します。

d.三叉神経脊髄路核
誤り。
三叉神経脊髄路核は主に顔面の痛覚・温度覚を中継します。

e.三叉神経中脳路核
正しい。
三叉神経中脳路核には閉口筋筋紡錘などから固有感覚を伝える一次感覚ニューロンの細胞体があります。

覚えるポイント

  • 咀嚼筋筋紡錘の一次感覚ニューロン細胞体は三叉神経中脳路核です。
  • 主感覚核は触圧覚、脊髄路核は痛温覚を主に扱います。
  • 中脳路核は一次感覚ニューロンが中枢内にある例外です。

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